椎良

マイティ・ソー バトルロイヤルの椎良のレビュー・感想・評価

3.8
〈王オーディンの死から、アスガルドは死の女神・ヘラによって滅亡寸前に陥る。そんな中ハンマーを破壊され異星へと飛ばされてしまった王子ソーと弟ロキ。彼らは故郷へと戻る手段を模索するが…
遂に、雷神覚醒───〉

「インフィニティ・ウォー」序盤へと直通するフェーズ3の重要作にして、単独では3作目。邦題がダメダメだとよく貶されている印象。シリーズでヒロインのジェーンを演じていたナタリー・ポートマンは出演なし。
荘厳なファンタジー路線の前2作から一転、タイカ・ワイティティ監督特有のライトなタッチで描かれた。

インフィニティ・ウォー後半での登場も好きだが、ソーとしてのシーンでは終盤の覚醒シーンが今んとこベストかも。
ソーがボケキャラ属性持ちになったのは大きい。ロキとのやり取りが湿っぽくならないので。ロキはいつも通りのことをやっているがそれでいて面白い男だし、前2作から続いてきたオーディンとソーの父子関係も良い…

シリーズキャラを初っ端から続々退場させるのはどうなんだ?とは思ったが、濃いキャラが複数追加されたのでプラマイゼロな感じ。スカージ(カール・アーバン)よかった
この後に続く展開を含め、かなり斬新かつ衝撃的な幕引き( ゚д゚)ハッ
椎良

椎良