『チョクソウ… ? 産地… ? 』
〈ブラック企業勤めでやさぐれたシイノ。親友マリコが転落死したことを知り、茫然自失に陥る。
衝動的にマリコの遺骨を実家から奪い、生前彼女が行きたがっていた岬へと走り出す…。〉
自殺未遂描写あるので注意。
死んだ人が残された者達の中で生き続けるということを丁寧に説く作品だった。二人は半ば共依存関係、理不尽でクソったれな世の中への反抗を共有し続けた。死んだ人のキレイな部分しか思い出せなくなるという視点良い。
終盤のなんだか無茶のある展開は置いとくとして。漫画原作故か、シイノの独り言の多さは気になったかな
走って叫んで涙する永野芽郁劇場。マキオも良かったです
ドライな世界でのちっぽけな喪失に、グッドラック。