未熟ながら映画好きの端くれとしてはいつかは観ておきたかった作品。
今年最後のレビューです。
128年前“映画の父“リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフ。彼らが制作した1422本の短編作品の中から厳選された108本と共に彼らの功績を紐解くドキュメタリー。
一編約50秒という短い時間の中に、それぞれの作品で取り入れられた演出、移動撮影、トリック撮影といった撮影テクニックは、現在の映画の原点とも言われている。
とても興味深かった!終始前のめり。
全ての映画の“はじまり”がココにあった。
悲劇、喜劇、サスペンス…
50秒に凝縮されたそれぞれの世界を堪能した。
チャップリンをはじめ、鑑賞数は決して多くは無いけれど好んで観てきた古典作品も、今作と照らし合わせて観ると、また新しい視点が見えてくる。今後の鑑賞にワクワク感も高まる。
たくさんの映画監督が影響を受けリスペクトが止まないだろうリュミエール兄弟。
ラストのスコセッシ監督の笑顔が微笑ましくて印象的だった。
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今年も素敵な映画と出会い、皆さんと感動を共有し、楽しくFilmarks活動ができました。
スタートして7年目に突入しましたが、細々とながら続けて来られたのは、刺激的なレビューや新たな作品の発見、映画通の方達から教えて頂く映画知識…。
皆さんのお陰です。
ワクワクだらけのシネマライフをありがとうございました。
来年も変わらずマイペースをモットーに、Filmarks(SNS)に支配されることなく、
自分の中の“好き”と“観たい”に正直でいたいと思います。そして、虚構(映画)と現実(日常)のバランスをとりながら、潤いとなる2時間を積み重ねて行けたらと思います。
引き続きお付き合い頂けたら嬉しいです。
来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさん良いお年をお迎え下さい✨