アダム・シンドラー監督による、【サスペンス・スリラー】。
スリラー好きとして、フォロワー魔女リーナ🧙♀️AYYの
レヴューに惹かれて鑑賞の巻。
【ロード・オブ・カオス】が話題のロリー・カルキン君出演
(主役ではない)。
兄と2人暮らしのアンナ(ベス・リースグラフ)が、その兄を
末期癌で亡くして悲しみに暮れていた。兄の葬儀の日、アンナ
は[ある理由]で葬儀には参列せず家にいると、突如として
男3人の[空き巣]が侵入してくる…。
アヴァンタイトルでの情報の提示が簡潔完璧〜スッキリOPに
導入させてくれる。
ガジェット⁈としては、W・クレイヴン監督辺りの影響を感じ
た。
最近ではこの手のプロット自体に斬新さは無いかもだが、本作
が近年での【切り込み隊長】となるなら評価に値する。
序盤でありがちなジャンルがホラーか⁈サスペンスか⁈不透明
にとか、惑わせ無しの明示は潔くて好ましい。
最初の絶体絶命からのアンナの抜け出しが腑に落ち無かった
が、アレはその先の伏線だったのだろうか⁈
↓
間もなくアンナの取った【意外な行動】、、そこから何やら
目が離せない展開〜本作の本領発揮。
ヒロインのキャラ設定や、本作の秘密が面白味と理由の説得力
に貢献している。
↓
「何故◯◯に◯◯しない⁈」って基本的な行動が欠如、
突っ込みたい例が結構あるある。
【必要最低限のキャラ設定】と、しっかり全員活かした点も
評価。
↓
特に優しき青年ダン(ロリー・カルキン)は、良いアクセント
(緩急)に機能している。
そして、アンナの◯◯◯っぷり‼︎
グロ(血糊)、痛々しい描写も初心者向け程度に用意。
↓
アンナへの首絞めに掛かったペリー(マーティン・スター)
の、、は、ベストシークエンス。
クライマックス対決の軽いツイストを経て、、
ラストのアンナの◯立の表情は、最初とは大違いで、余韻も
また良い。
90分簡潔に纏めた脚本は大正解で、これ以上だと冗長に
感じたであろう。
*ホラージャンルは役者、監督も比較的デヴューしやすいよう
に思うが、センス有る無し(才能)の差はハッキリ露呈する。