長回しの会話劇でわりとなにも起こらない系。カットは割るけど一つひとつの会話がかなり長い。
建築物が有名なコロンバスという都市が大々的にフィーチャーされているので、興味が無いってこういうことかと気づく笑
19歳か20歳というケイシーの、若く瑞々しい抑圧を抱えた痛さ、そしてイタさにじわっと共感した。
静謐な音楽が素晴らしい、が、雄弁な静けさが映画以上に物語を語ってしまっているような印象もあり。
編集に監督のこだわりを感じるが、どう解釈してよいかわからない短いインサートが多々あり、そういうのは好きではないので困惑した。ちゃんと説明してほしいタイプです笑
夜の校舎に忍び込むくだり、忍び込んだ後の描写がなにも無く謎すぎた。次のカットはジンの部屋で朝を迎えたケイシーがいるけどどういう解釈が正解なんだろう。
同僚ガブ君の「告白することがある。本当は煙草は吸わない」にほっこりしてなんか救われた。いい奴。