このレビューはネタバレを含みます
全体としてはもちろん好き。
なのですが、
これが昭和・平成までだったら
なんだ!、生きてて良かったー、からの
ラストシーンでモブのチンピラに刺されてしぬよ。
それが昭和平成の定型だった。
(ハリウッドのギャング映画もそうかも)
令和の世はハッピーエンドでないと。
ポップな反社の描き方も多様性の一つなのか。
脇を固める芸達者の俳優たちが見事な書き割りを演じる中で、齋籐潤さんの哲学者のような表情の演技が素晴らしい。
(映画部にも哲学者がいたね)
そして2年生の和田君。観てるこちらもムカッと腹が立つ憎らしさ。
からの、、ラスト脱力して放心した泣き顔の愛らしさ。
和田君、気持ちわかるよー。