わきうし

メゾン・ド・ヒミコのわきうしのレビュー・感想・評価

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)
2.8
う〜〜ん。
2005年にゲイの老後や家族の話をやろうとしたのは新しくて良い事だったのかもしれない。ただ、この映画の出来自体がそんなにいい物だとは思えない。

場面場面でキラリと光る部分はある(「愛なんか意味ない、欲望なんだよ」とか、山崎さん関連のシーンとか、中学生?が謝るのではなく「手伝います!」と言うのとか)んだけど…。
そもそも説明不足すぎて「えっ!?いつの間にかセックス(しようと)してる!なんか見落とした!?」となる部分が沢山あった。全部台詞で説明しろとは言わないけど、感情の流れが分からないシーンが多々あった。

オダギリジョーのファンが彼のカッコ良さ目当てで観るのはいいかもしれないけど、それ以外の人にはオススメしない。
もっと良いゲイ映画があると思う。
橋口亮輔監督の奴とか。