わきうし

恋のいばらのわきうしのネタバレレビュー・内容・結末

恋のいばら(2023年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

細かいとこにイライラするつまんな映画だった。それいる?みたいな設定もたくさん。

レズビアン邦画あるあるのクソ男と頭のおかしいレズビアン(?)女ももちろん登場。

絶対にキスシーンがない方がよかった。


そもそもすぐに女子二人が仲良くなる部分で引っかかったんだけど、そこで引っかかるとその後の展開全てについていけないというかそうはならんやろと思ってしまう。

彼氏の元カノ(モモ)にインスタ特定されて「リベンジポルノされてるかも!」って会いにこられても怖いだけでしょ。
あんまり仲良くないのに公園で酒飲んだり、サウナ行ったりする?ちょっと仲良くなったからって上京してきた親に会わせたりする?
人間関係の構築描写が丁寧じゃない!

その後「元カノは彼氏(ケンタロウ)じゃなくて自分(リコ)に会いに来てた」、「自分に対して同一化願望を抱いている」と分かるわけだけど…これこそ本当に怖すぎる。気持ち悪いストーカーと密室に2人だし、キスされたし…。と思っていたら「私あなたを見た事がある」という謎回想。リコがベッドの下でモモが訪ねてきたのを見ている。
いやなんでベッドの下なんかに居たんですか?部屋の構造とか前後の流れを考えると、リコが自主的に隠れると思えないのに何故かベッドの下にいる。ここ一番意味わからんかったな。
この後2人で∞股野郎ケンタロウに復讐して、ボケてるらしいケンタロウのおばあちゃんとも仲良くなって、ハッピーエンド!


誰がついていけるんだよ。

ケンタロウはクズだし、モモも気持ち悪いけど、リコも感覚がバグってるから感情移入できないんだよ。
同一化願望を持って変な手段で近付いてきて、犯罪行為に加担させて、急に無理矢理キスしてきた相手とは友達になれない。
モモも友達でいいならなんでキスしたんだ。感情が高ぶってキスするタイプには見えないし、日本に友愛のキスをする文化はないし。友達で丸く収めるならキスしない方がいい映画になると思う。

ケンタロウが完全に貶められる(モデルの女にも捨てられてる)のも、ストーリーとしてやりすぎ感がすごい。

要するにつまらなかったです。