先月、富岡製糸場に行ったので
知見を深める為、関連作品を鑑賞
長野松代出身の横田英さんの手記を元に
工女の視点から明治6年の時代や社会
富岡製糸場での生活や奮闘が描かれていました
近代化の為に尽力した偉人達も出てきます
尾高惇忠と娘の勇、渋沢栄一、
フランス人の生糸職人 ポール・ブリュナ
勿論、工女達やお雇い外国人の方々も
富岡での立地や政策上の意図、目的、理想
彼等の理念や人物紹介に生糸の精製過程等
富岡製糸場で学んだ事の復習をした感じだった
工女という現場目線で問題提起された為
現代との比較が容易に出来て
明治初期の差別意識や体制の問題点が
浮き彫りになるし、認識しやすい
日本の平等な社会、世界における日本
労働時間や福祉の基準に加え教育、技術力でも
欧米列強の帝国と渡り合える強く新しい日本は
ここらか始まったんだよなーと感じれた
徐々に変化していくものだと腹落ちする
新政府になったばかりの山口(長州)への
忖度や上流意識も時代を反映してて良かった
英が故郷に戻る時の台詞が結構好き
故郷を離れ、気づく事は
故郷が一番だという事