ジャケットやタイトルから想像してたんと印象が些かちゃうかったなぁ…。もっと質の悪い嘘の応酬やと期待してたのに。
何ともやるせない感じじゃござりませんか。
子を想う母親の必死な姿。母親が本物であろうと、偽物であろうが。彼女たちの愛は嘘ではなく。紛れもない真実なのだろう。彼女達がつく嘘の根源が悲し過ぎるのですよ。自分の子を守りたい。その願いが、願えば願う程に遠ざかっていくの。
ハンメの真実の姿が解き明かされればされる程に、悲しみと儚さが募っていくのです。ダウンちゃんに対して、彼女のとった行動は勿論犯罪で許されることではないのだけど。だけど、ちょっと納得してしまう。心が揺らいでしまうんだよね。
冷たい部屋に閉ざされた嘘
そこにあるのは無慈悲に奪われてしまった愛情
あなたは分かりますか
このワタシの凍りついてしまった
あのコへの想いが
いつまでも母親でいたかった
Cast(役者·キャラ) 3.5
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 3
Picture(画) 3.5
Acoustic (音) 3
24-14