同じ女性として何とも悔しくやりきれない思い。戦争がもたらした女性たちの悲劇。悲劇なんて言葉では片付けられないほど憎くおぞましい。そんな中でもフランス人医師の存在は大きな力になったね。心も体も傷つきな…
>>続きを読む【1945年ソ連兵に陵辱されたポーランドの修道女と彼女たちを助けたフランス人女医の実話】
概略だけでも文字にしたくないほど酷い実話
しかし、姦悪なのはソ連兵だけではなかった史実を思い出し、怒りと…
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「信仰というのは最初は…子どもと同じ。父親に手を引かれて安心する。そしてある時…父親が手を離す時が必ずやってくる。迷子になるの。暗闇で叫んでも誰も応えない。
準備してもムダ。不意に襲われて…心を砕か…
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なかなか惹きつけられて見たのは、
女であることの共感性が刺さってくるから。
宗教はほんとに共感出来ないが、それでも女であるが故の世界共通に起こる、悲劇や残酷な仕打ちは身につまされる思いで苦しかった。…
辛いと言うよりもキツい映画
だからそんなに長い映画ではないんだけど
終わるのかと錯覚するほど長く感じた
修道女を救った女医・マチルド(実際はマドレーヌ)が主役ではあるんだけど
目線は修道女に向いて…
現実だとは考えたくもないほど辛い
信仰がない自分には彼女たちの葛藤を深く理解することは難しい
それでも悲しみや苦しみは痛切に感じる
院長の犯した罪は残酷で許し難いけど、悪いのは全て戦争であり加害した…
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