こちらはベトナムの静かな村が舞台。
いつも一緒に遊んでいるティエウとトゥオンの兄弟。12 才の兄・ティエウは、幼なじみの少女・ムーンのことが気になっている。トゥオンとばかり遊ぶムーンを見て、嫉妬したティエウは、遂に取返しのつかないことをしてしまう。
思春期の少年の複雑な思い。ちょっとした思い込みからの行動が弟に大怪我をさせてしまうが弟は兄を庇う。
動けない弟に黄色い花を届ける「お姫様」はいたのだ。
バイクサーカスの事故で母を失った少女とその父親。正気を失ったとされ、ひっそり暮らしていた。
静かな村で起こった悲劇が静かに乗り越えるための時間を紡いでいた。
終始ほのぼのとした雰囲気を醸し出す。ラストに明るい未来が見えたのは救われた。黄色い花が輝いていた。
とにかくベトナムの情景が素敵で少年少女も愛らしかった。
本日は東南アジア映画３本立て続けに観た。
好きだなあ、こういう雰囲気。頻繁にあると良いのだけど。
