インカ王国の秘宝、黄金の日輪をめぐる争奪戦。
チャールトン・ヘストンが演じる主人公ハリーは、インディジョーンズのモデルだそうです。あの帽子、皮のジャケット、まさにすらっと背の高い冒険家インディジョーンズでした。
考古学研究の発掘隊助手でインカ族原住民の娘が神への賛歌を歌う場面に驚きます。物語の中で重要な役ではないのですが、歌声がただ者ではありません。うなり声のような低音からとんでもない高音までとにかく音域が広いのです。調べたら、イマ・スマック(1922年- 2008年)というペルー出身の女性歌手でした。
物語の展開はゆったりで、次から次へと危険が迫っては切り抜ける冒険活劇ではありませんが、チャールトン・ヘストンとニコール・モーレイ、美男美女の駆け引きもあり楽しめます。