なんかね、伝えたいことがびんびん伝わって来て、見ていてとっても面白いんですが、微妙に違うんじゃないの？感がつきまとう映画でした。
どう違うか、というと、メッセージが勘違いということでは全然なくて（こちらはまともすぎるほどまともでした）メディアが違うんじゃないか、という「違うんじゃないの？感」でした。
明らかに才能は有る人の様ですから、家族が映画関係者だからということにこだわらずにもっといろんなメディアを通じて表現していったらほうがいいんじゃないかな。
例えば、インスタレーションとか、CFとか、PVなんかだったらものすごいものを作れそうな人のような気がします。
主演の山田麻衣子さんはドラマ「青い鳥」の時から上手だな、と思って注目していた人なので、そういう意味でもこの映画がもっと映画らしい形で上手く撮れていたらなあ、とちょっと残念に思いました。
彼女はすごく頑張っていたんですけどね・・・
（不思議な映画？！ 2007/8/15記）
