あまり期待していたわけではなかったけれど、見てみたら結構良かった。
というか、今のアベンジャーズの原型になるようなエピソードのような気がする。
人工知能の開発の方向と突然戦争に巻き込まれる理不尽というのは、現代社会においてはいつ起こってもおかしくないこと、というより世界中で日常的におきていることなので、なんかリアリティーがあって、逆にみていてしんどい。
その中でのヴィジョンは一つの希望なんだろうけれど、その先を考えると辛い。
移民国家ならではの映画なのだろけれど、難民が作った国家だから旧世界で行きすぎた介入をしすぎてしまいがちでそれが映画にも反映されている気がする。
過去の物語だと割とみやすいけれど、現代とか宇宙設定だとみていてあれっ?と思うことああるのはそのせいかも?
コラテラルダメージでとことん絶望の縁に立たされ続けるワンダはこのシリーズの一番リアルな登場人物かもしれない。
よかったけれど、ここまでみてきてどっと疲れが・・・
『マーベルズ』、しばらくお休みしないと見る元気がでそうにない。