ベジタリアンの、おゲロ系。

ジャケのイメージほどゲロゲロしません。
かと言って、詐欺写でもない。
綺麗な森のような緑色のおゲロですね🌲
本日はＱ＆Ａでお届け致します。

Ｑ.気になる内容を教えて下さい。
えーと、エクソシストです。真新しい何かは特にありません。エクソシストです。

Ｑ.違う点はありますか？
ありません。見事なまでのエクソシストです。しいて言うならポルターガイストとローズマリーの赤ちゃんも込みです。

Ｑ.首は回りますか？
はい、回ります。エクソシストなので。

Ｑ.浮遊しますか？
勿論です。エクソシストなので。

Ｑ.悪魔はどうでしたか？
無駄に喋ります。愚痴が多いですね。

Ｑ.エクソシストより優れている点はありますか？
汚さです。憑依されてしまった方、周囲の方はとんでもなく汚れます。落ちてるものも食べますし、吐いたゲロも舐めます。

Ｑ.最後にこの作品を観るメリットは何でしょうか？
いい暇つぶしになります。
音楽もいいので良かったら是非午後ティーと共にご覧下さい。

本日は『それゆけ！おしるこちゃんＱ＆Ａ』でお届け致しました🙇‍♀️
それでは、また来週〜また見てね〜🤚

｢ウチのスープにパクチー入れたん、誰やあああ！｣

この強烈なジャケ写､ ついついそんな吹き出しをつけてみたくなりますね｡

さて､ 映画本編について｡


♪Bargain with the devil Yeah...
(悪魔と取り引きするぜイェイ…)

女性コーラスが盛り上げるファンキーなテーマソング｡
坂道の多い､ 見覚えのある街並み｡
遠くに見えるのはひょっとしたらゴールデンゲイト･ブリッジやろか？
いつどこからハリー･キャラハン刑事が颯爽と現れても違和感ゼロな、この空気感…

でも｢デアボリカ｣って､ そこそこ有名な70年代のイタリアンホラーですよね？

荘厳な｢なんちゃら大聖堂｣が画面いっぱいにドーンと映り､ ゴブリンのサウンドが｢一大事感｣を煽りまくる…
そんな世界を勝手に想像していた私は呆気に取られてしまいました｡
これアメリカ市場に売り込む気満々ですやん｡ (笑)

さすがは｢ジョーズ｣の便乗企画｢テンタクルズ｣で一山当てた監督さん｡
故国イタリアからアメリカはサンフランシスコまで遠征して､ ｢エクソシスト｣と｢ローズマリーの赤ちゃん｣を正々堂々とパクりまくっております♪

ただ､ 少しは本家との差別化を図ろうとして､ 気合いの入れどころを間違えたのでしょうか｡

可哀想なヒロインにとり憑いた｢名もなき悪魔｣くん､ やることなすことすべてが不潔きわまりないのであります｡
あ～あ､ きっちゃないなぁもう！
詳しくは書きませんが､ これでは演じてる女優さんが気の毒ですよ｡

だいたい悪魔が｢ぐえーっへっへっへっへっへっ！｣ってべったべたに｢悪魔笑い｣する映画って､ どないやねん！

おまけに異常にモタついてる話運びのせいか､ RT100分ちょっとの作品なのに体感時間は300分超？という贅沢設計です｡

そんなドイヒー映画の｢見どころその壱｣は､ 悪魔くんが子ども部屋に悪戯を仕掛けるシーン｡

闇のなかに浮かび上がる不気味な人形たち｡
轟音とともに床板の隙間から差しこむ閃光､ そして部屋全体を揺るがす猛烈な震動 …

なぜかここだけはフーパー&スピルバーグの｢ポルターガイスト｣の10年先をつっ走っております♪

あと映画の冒頭､ ｢紳士淑女の皆様 …｣から始まる長～い独り語りは､ ローリング･ストーンズの｢悪魔を憐れむ歌｣を彷彿させてくれて､ ちょびっとだけいい感じです♪

でもそれ以外､ この映画に観るべきところは全く見あたりませ～ん｡
俺の大事な大事な余生のうちの100分を返してくれ～！

(*≧ ≦)) ﾄｶ ﾅﾝﾄｶ ｲｲﾂﾂ､ ﾏﾀ ｺｳｲｳﾔﾂ ﾐﾁｬｳ ｸｾﾆ…

2020ｰ16

• #2020♪
• #70年代ホラー♪

『エクソシスト』とこの『デアボリカ』って、どっちが先に制作されたんだろう🤔

これでもか❗ってなぐらいエクソシストをパクってきている潔さが清々しい(´～`)
緑ゲロまで同じなんだもんね(´×ω×`)
勿論、あの"180°首回転"までパクってる(•﹏•๑
さすがにスパイダーウォークはなかったけど。

悪魔に憑かれたヒロインオバサンの顔がリーガンスタイルなのは個人的に嬉しかったですね🎵
傷だらけの蒼白い顔にカッサカサにひび割れした唇。
目は黒色じゃなく金色。金色ですよ‼️
これこれ‼️これぞ悪魔ですよ(*´-`)

ただね、ここまでパクるのなら、部屋の中を極寒にして、口から白い息をスーハーしてほしかったな(･ω<)

悪魔の子孫を残す為に、ヒロインオバサンの体内に悪魔の子を宿すところが『エクソシスト』とは違ったストーリーですね。
神父さんも出てきません。

『エクソシスト』を知らずにこれを観たら、ちょっとは面白いと思えたのかも知れませんね(o´∀`)b