Shirorin

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女のShirorinのレビュー・感想・評価

3.7
日本統治時代、大韓帝国初代皇帝高宗の娘・徳恵翁主は、朝鮮総督府により、13歳で日本へ留学させられる。祖国へ帰る日を待ちわびながら大人になった彼女は幼なじみのジャンハンと再会。彼は祖国の独立運動のメンバーで、徳恵を上海へ亡命させる計画を練っていた…というストーリー。


史実に創作を交えたフィクション。
歴史に翻弄された最後の皇女役のソン・イェジンの成り切りぶりが凄くて、実話かと思ってしまうほど💦

「韓国は恨みの文化」という言葉を思い出す。あまりに日本人の描き方が酷くて胸が痛む😖💦
でも、こういうのは、どこまでが事実か分からないので、反日描写はスルーして、一つの物語として見ることにする。

皇女は、無理矢理日本に連れてこられて、日本人と結婚させられ(でも夫は優しそうだった)、祖国に帰りたいのにずーっと帰れなくて可哀想でした💧

亡命シーンにドキドキしたり、ハン長官を心底憎たらしく思ったり、侍女との別れに涙したり、見ていて感情があっちこっちに揺さぶられた。

日本からは戸田菜穂が方子様を好演していた。

歴史モノかと思っていたら、最後はラブストーリー💗でした🥲

フィクションではなく、実際の徳恵翁主の人生を知りたくなった。
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