Shirorin

殺人鬼の存在証明のShirorinのレビュー・感想・評価

殺人鬼の存在証明(2021年製作の映画)
3.7
1991年。森の近くで保護された負傷した女性の証言で、犯罪手口の酷似から1988年に逮捕された犯人は誤認逮捕だったと明らかになる。捜査責任者のイッサは、新たな容疑者アンドレイ・ワリタを追いつめ、尋問の過程で真犯人だと確信していくが…というストーリー。


52人の殺害容疑で旧ソビエト連邦史上最悪の殺人鬼アンドレイ・チカチーロや、その他の連続殺人犯の事件をモデルにしたサイコスリラー。

おいおい、また時間軸いじりかよ…😫
大きく何年か分かるように数字が出るのだけど、その数字がカウントアップしたりダウンしたり…と行ったり来たり💦

でも、そこまで分かりにくさはない。
そして、ちゃんと最後の方でその効果も分かるので、苛立つこともない👍

章立てになってるんだけど、タイトルの背景のセンスが気持ち悪い😖
あと痛いシーンが多いので、苦手な方は注意が必要⚠️

犯人探しの推理モノではなく、警察の暴力的な捜査方法や、怪しい容疑者らしき人たち、陰気で暗い雰囲気を楽しむ作品。

「百万本のバラ🌹」のオリジナルを聞きたい方にオススメ。
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