キャッチコピー「最後の迷路」とは…
遂に最終章。巨大迷路から始まった冒険も今回で見納め。舞台はWCKDの本拠地。フィールドと演者が揃った最終決戦は非常に見応えあるものでした。三部作のラストはどのような出来だろうと名残惜しいものです。
テンポのいい冒頭から始まり、仲間救出の中盤、盛り上がりを見せる終盤の流れになっているのですが、中盤の仲間救出の段取りが長すぎる。10分ほどカットしても問題ないシーン等もあったので、もう少しコンパクトにできたかなという印象。結果は見えているのだから、もっとニュートやブレンダ達との日常的なやり取りを増やしてほしかった。
それでも終盤は映像的にも迫力あったので飽きることなく楽しめます。正直『メイズ・ランナー』の映画ということを忘れ、戦争×ゾンビ映画として観ていました。路線離れすぎ感は否めませんでしたが、アクション映画としてはグッド👍
三部作を通して鑑賞すると、主要人物達に感情移入してしまう"感動"の一面もあります。この三部作のテーマは「友情」なのではと思うほど、チームワークと絆の大切さに気付かされました。『メイズ・ランナー』は友情映画です。
どうしても腑に落ちない、結局あれ何だったの?的な展開がありましたが、総合的に決して時間を無駄にしたとまでは思わない、それなりに楽しむことができた本シリーズでした。まぁ、一回観れば十分かな(失礼)
2024.5.8 初鑑賞