悪童すぎて
里親を転々とするリッキーと
リッキーを引き取りたかったわけでもない
ブッシュマンのヘクター。
そんな2人のバディ逃亡劇。
地元ニュージーランドを舞台に
タイカ・ワイティティが脚本と
監督を務めています。
このストーリー
ワイティティじゃなければ多分
センチメンタルな感動モノに
仕上がったんだろうなあ。
By ワイティティだからこそ
良い意味で重力を感じさせず
コミカルテンポを最後まで維持。
でもよくあるハリウッドコメディのような
ドタバタ一色ではなかったです。
感傷方向に背中を押すわけでも
ジャンルを絞るわけでもなく。
うん、フラットな作品でした。