【フランスの医療制度の問題を追求した映画】
ヒロインは若い女医のジェニー(アデル・エネル)。地方都市の診療所で忙しい毎日を送っている。或る夜、午後8時をわずかに過ぎた時刻に診療所のブザーが鳴った。…
ジェニーの中にあの日の女性に対する罪悪感や償いの気持ちがあったにせよ、えらく執拗だなと思っていた
だが、間違っていた
人がひとり、死んだのだ
無視されていい命などないのと同じく、放ったらかしにされて…
感想。
フランス映画っぽいわに尽きる
淡々と進む感じ。
陰鬱な感じ
人と人の付き合いの薄さ
エンドロールの無音(環境音)なとこ
韓国サスペンス好きの自分は
1人で事件解決に動き回るとこを
ずっと…
ダルエンヌ兄弟名前だけ聞いたことあってまだ作品を見ていなかったが、これは観る順番を間違えたか…
全編を通して無機質な映像、その中を不完全で不安定な人間たちが右往左往している。午後8時にノックしてく…
意外な犯人だけど、ほぼ伏線がないからビックリする。
しかし1人で診療所やってると、ひっきりなしに患者は来るし、研修医はすねるし、嘘の診断書書いてもらおうとするヤンキーに逆ギレされて怖い思いもするし…
他人への無関心が、人を死なすことも。
主人公が医者であることも面白い。彼女は多くの人のために働いているのに、診療時間外のチャイムを無視するという無関心的行為が、反対の結果になる。
「あの時こうし…
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