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彼らが本気で編むときは、のもちのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
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良い映画だった。
リンコ母がトモに「おっぱい大きくなった?」と聞いてるのでうわこういう人マジ苦手~って思った。

でも世界には色んな人がいて、
理解しようとする人 しない人
戸惑いつつも受け入れる人 拒絶する人
愛の裏返しの接し方をする人
優先順位を間違える人
子どもにも容赦ない人
根底に愛がある人もいれば、ただ無知なだけの人もいて千差万別の一個人で成り立っている。

“手編みの煩悩”は綿詰めるとわりとリアルで笑った。
3人で数えながらあーだこーだ言うシーンは実際父親とだったらあんな会話絶対無理。新たな性教育?とも思ったけど、2人の関係性と距離感だからできるのかな。

ビーチでサングラスかけて編む情景がとても良い。

カイが夜にバイオリンを弾くところはとても美しいけど、『ミッドナイトスワン』の屋上のバレエシーンみたいでハラハラした。楽譜の本の上に錠剤をあけるのがまたなんとも…あれはスイミーかな、一匹だけみんなと色が違うから目になる子。

最後は絶対腹巻きだと思ったら違った。
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