川辺で寝そべるシーンで全部持ってかれた。
良かったです。
山中の美しい自然の中、ドアの向こうの新緑があまりにも綺麗だった。
外的要因によるメランコリックな主人公を、あえて感情に対して深追いしないとこ…
イザベル・ユペールは今作でも素晴らしかった。
夫婦円満で仕事も順調、子供達も巣立って、これから悠々自適な生活を迎えようとする頃に突如夫から告げられた離婚話。そして、母との別れ。
人生の半ばを迎え…
イザベル・ユペールの可愛らしさをこんなにも軽やかに捉えた映画があるのかというささやかな驚きに心をくすぐられて幸せだった。泣いている人の気持ちをけっして深追いせずに、行動一つを切り取って見る側に想像さ…
>>続きを読む「すべてが許される」「グッバイ・ファーストラブ」「ベルイマン島」は過去あっての現在についての映画、これは現在あっての未来についての映画という感じがした、未来があるというだけで希望もあるけど不安もある…
>>続きを読むガニ股でせかせかと歩くユベールが印象的。ミア・ハンセン=ラブの映画はいつも自然。いつの間にか自分もスクリーンの中にいて体感してる。希望があるかぎり未来は幸せ、それが叶おうが叶うまいが。
教え子のファ…
イザベル・ユペール演じるリセの哲学教師のナタリーは、人生の再スタート地点にいて痛みを引き受けようとしている。
母親の介護、夫婦の危機、子どもたちの自立で、家族は勝手に壊れた。リセの生徒は社会改革を求…
哲学的な問題に触れている会話が多くて少し難しかったけれど、ナタリーを演じるイザベルユペールがやっぱりこの作品でも素敵。気品とユーモアがあり、美しいしなやかな女性の役にぴったりハマっていた。
生きてい…
哲学も習った事の無いまだまだ餓鬼の私が全部を理解する事は出来なかったけれど、ナタリーの様な自立した女性になりたいと思ったし、哲学という学問に大変興味を持った。嫌な出来事や新しい出会いを経て自由を獲得…
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