リップヴァンウィンクルの花嫁のタニジリのレビュー・感想・評価

リリィシュシュが合わなかったのであまり期待してなかったけど、3時間全くダレずに観られた
搾取され裏切られ形式的な幸福を見失った2人のロマンシス的な関係性が痛く響く。自分を愛せないから幸せを買う。何も自分で選べない弱い人間の、行き当たりばったりの燃えさしみたいな人生の中でさえ幸福はひどく煌めく。

黒木華の空気感が画の世界観に超合ってた