なたでここ

バジュランギおじさんと、小さな迷子のなたでここのレビュー・感想・評価

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「動機は愛でした」
愛って良くも悪くも人を動かすのだろうけど、
この動機となった愛は、100%の純愛もの。

ひと昔まえにXで話題になっていて、観たい!と思っていた映画。
前情報ほとんど入れずに観たけど、まさかこんなに良い映画だったとは!!
ベスト10に入ってくる…

バカ正直という言葉がお似合いで、変なヤツだな、と言われるくらいの人で、でもだからこそ優しくて思いやりがあって頼り甲斐があって…
彼のまっすぐさに周りも感化されて巻き込まれ、奇跡が起きる。
なんだ、こういう人がいるんだ、こういう世界があるんだ、と希望を捨てずに過ごすことができそう。
心があったかくなるからこれは全人類観た方がいいぞ…

声が出せない女の子、という点においてもこの物語を引き立たせていたのだろうな。
インド映画にこんなに泣かされるとは思わなかった、そしてこういう映画を観ると歴史を学ばなければ、と痛感させられるね。
(インド、パキスタン分離)
国同士が対立しているからって人同士が対立する必要ってないのだろうし、
「何言ってるの、今宗教がどうとか関係ないでしょ。」という言葉も痺れたなあ。
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