なたでここさんの映画レビュー・感想・評価

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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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「動機は愛でした」
愛って良くも悪くも人を動かすのだろうけど、
この動機となった愛は、100%の純愛もの。

ひと昔まえにXで話題になっていて、観たい!と思っていた映画。
前情報ほとんど入れずに観たけ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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静かだ。濱口監督の、その静かさが、とても好きだ。

淡々と語る登場人物たちも、空気が伝わってくる景色も、観た人に委ねてくるラストも、
日が経つに連れ、熱を帯びてくるなあ。
こういうことだったのかな、あ
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においが眠るまで(2024年製作の映画)

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予告を観て、いっちばん好きな映画館でやると知って最終日に観てきた🎬
(全国で2館だけらしい)

ひのきとみのるの関係性が本当に良くて、
思わず口に出ちゃう、という台詞がいくつも
あってもう甘酸っぱいね
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

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背中合わせで数字当てるゲーム、2人の関係性が変わってからもう1回やるところが最高に良い。
社会的な立場としての自分と、夫・父の立場としての自分との葛藤を抱えながら、もがいてもがいてもがいて、でも諦めず
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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後半につれて理解できるようになっていくスピード感、気持ち良いですねえ
これがデビュー作、、?!恐ささえ感じる。

「Everyone has a box.」
見てほしいけど、見てほしくない。
誰しも抱
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

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ソウルフル・ワールドの同時上映。
無音映画は想像を掻き立てられるので大好き。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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敬愛する人が1番好きな映画だと言っていたので、観てみたら、なんかもう、私の好きなことを絞って絞って濃縮させた、みたいな。
ジャズが大好きで、哲学的なことが大好きな私にとって、一生大切に心に置いておきた
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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✴︎イニョン✴︎

じーーーんわり。
きっと、全然理解できない!て人もいるのだろうなあという映画。
アーサー、なんて良い人なんだ…
夢の話をするところ、すてきすぎたなあ、
その人の世界を少しでも多く知
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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キリアン・マーフィーの青い目が印象的でずっと吸い込まれそうだった
そして粒子がぶつかり合うところ、星たちの説明をするところ等の映像が美しかった

日本に生まれたからには避けては通れない事実、現実を他国
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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キャスト陣全員大好き…
そして三宅監督の撮る質感が本当に
好きだなあ…

日常に沢山潜んでいそうで、
でも私はそうなりたくなくて、
でも憧れる部分もあって、なんてね。

こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

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すっごく好きなタイプの映画だった。

誰かから見て変だと言われても、
その人も別の誰かから見たら変かもしれなくて、自分で自分の世界を愛せたらそれでいいのだろうし、当人達にしか分からない関係性もあるのだ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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原作の記憶の断片を繋げながら💠

叶った恋よりも叶わなかった恋の方が記憶に残るのだろうか、愛を終わらせない方法ってあるのだろうか、愛することをサボらずに過ごせるだろうか。
愛する人のために振り返って全
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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ついに枯れ葉を…
今日までにアキ・カウリスマキの過去作を復習してきて、すっかりハマってしまっていたので好きなことはもう承知の上でだったけど、
やっぱり好きだったなあ。

まず音楽が最高だし、相変わらず
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

あ、ちょっと、こちらも街のあかりと
よい勝負だ、、
この少ないセリフ量で、なんでこんなに面白くできるのか、、
好きな会話が1番多かったかもしれないなあ。
一瞬の出逢いが死にた
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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この日を待っていた…
大好きな豪華俳優陣ばかり、音楽も素晴らしいし
ストーリー性もあるしpart1に引き続きナウシカのオマージュも見られるし、あっという間の3時間だったなあ…
これは絶対にIMAXで観
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街のあかり(2006年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

労働3部作、敗者3部作の中でいっちばん好きだったと言っても過言ではないくらい!
まず主人公2人のお顔がどタイプすぎるのと
(なんであんなに寂しそうに笑うんだ)、
お部屋が1番
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過去のない男(2002年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

記憶喪失の主人公ってだけでも面白そうで期待して観たけど、やっぱり面白かった。

あの男の子にまた出逢えたのが嬉しかったし、
警察も良いキャラしてたなあ。
コンテナ内での会話大
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浮き雲(1996年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

必要なのはお金じゃなくてね。

明日お金が入るからっていう理由で花束を買ってきてくれる旦那さん、すてきすぎるし、
レストランが繁盛したのは信じてくれた人がいたからだし、そうな
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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原作が大好きなので✴︎
ある程度覚悟はしていたけども、
映像化するとやはりキツすぎる。。。

それでもこの映画を観た後に大切な人に会いたくなるし、誰かを思い遣る気持ちを大切にしたい、と思うな。

祈り
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

こんなに面白い作品も作れるのかい…
ロードムービー最高だな…
字幕入るタイミングも最高…

なんでも弾けちゃう楽器隊かっこよすぎるし
必死に英語覚えるところも
野菜丸かじりし
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

アキ・カウリスマキの作品を観てると
煙草が吸いたくなる。

ラジオはいつだって寄り添ってくれるね。

復讐心を静かに燃やしている、ほんとうに
イチコロなんだね。人間とネズミの
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

アキ・カウリスマキの作品に出てくる友情って
なんでこんなにすてきなんだろう、
その親密さを短期間で成熟させるものってなに。
まあそこに理由なんていらないのだろうけども。
彼ら
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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枯れ葉を観るために✴︎

なんて、なんて可愛いんだ、
表情も、台詞も、お洋服も、小物も、ぜんぶ。

映画一本にしては短い尺なのに、物足りなさを感じさせないのが凄い。

小さいポテトだけだっていいしデー
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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「大事なのは事実かどうかじゃないんだよ、
どう思うか、思われるか」
「フリじゃないの、心に決めるの」

グサっと心に刺さる台詞がいくつか。

2人にしか、身内にしか分からないことを
他者が推測しちゃい
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すべて、至るところにある(2023年製作の映画)

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初めて行った映画館の内装がとてもタイプだった…

風景も音楽も綺麗だったのだけど、内容の主旨があんまり伝わってこなくて自分の理解力の低さに向き合うことになったな…
(と思ったら3部作の最終作だったらし
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

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ゾーイのお母さんがキュートで大好き。
ああいうマダムになりたいのよ。

結婚って誰のためにするんだっけ、愛ってなんだっけ、優しい嘘って必要なんだっけ、愛をなぜ疑わずに受け入れている人たちがいるんだっけ
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