ロック

ガタカのロックのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

DNA遺伝子操作による子供の出生が行われるそう遠くない未来、自然出産により生まれたビンセントは幼き頃から宇宙飛行士を夢見ていた。
しかし不適正者として扱われる時代、血液や尿、毛髪による検査での選別が行われるため宇宙飛行士になるのはほぼ不可能だった。どうしても諦めきれないビンセントは身分を偽造する事を考える、、、

血液などを提供してくれていたジェロームはまさにビンセントと一心同体。
お互いがジェロームであるという何とも不思議な関係。

不可能なんてない、と思い知らされたようでした。
身分はジェロームとして偽造していても学力や体力はビンセント本人のモノなわけだから、それで適正者と同等の実力、もしくは上くらいのエリートとして働いてたわけで。
自力で弟よりも優れてるぞ!と証明したようなシーンや、ラストで適性検査を行う医者が認めたのがいい例。不適正者と判定が出ても黙認してくれたし。あの医者好きや〜☺️


ラスト、飛び立つロケットの中、自分の目で見上げた近づいてくる星空はビンセントにはどう映ったのだろうか。我々には知る由もない。
ただ星空を見上げるビンセントの目はとても美しかった👁
ロック

ロック