花やしきのマジックショーから映画スタート
美人マジシャンと紹介された山田奈緒子(仲間由紀恵)が観客たちに「美人じゃない」と野次られる
いやいや仲間由紀恵にやらせておいて「美人じゃない」って野次られる脚本は無理があるだろ
巨大な岩が発泡スチロールにしか見えないんだけどトリックの世界ならアリかな
合間合間に小さなギャグが入ってこれがストーリー進行の邪魔
とくにCGを使ったギャグが寒い
当時としては最新の技術で見せびらかしたかったんだけど、今から見るとかなり寒い
今だと上田慎一郎監督作品の「これ面白いでしょ?」というギャグ連発に近いかな
長々ひっぱる上田次郎(阿部寛)のバトルシーンも本当にしつこい
アパート消失オチは好き
映画じゃなくてテレビドラマの2時間スペシャルでよかったんじゃないか
ストーリーもかなり薄いので、ひょっとしたら大人の事情でいやいや続編を作らされたのかなと考えてしまう