見終わった後の爽快感が堪らない。
話がノッてくるまでのアイドリングさえ我慢すれば、その後の加速力と疾走感に心地良い風を感じる作品。
やはりバディものはこうではなくては。
"ピエロがお前を嘲笑う"もとても良かったが、この作品もドイツ産で
今までそんなにドイツ産を数多く観たことなかったが。
とても肌に合う気がする。
サッカーや仕事に対する考え方が近いと言われるように
映画もドイツ人と相性が良いのかもしれない。
ストーリーのテンポと展開も良い。
物語はありきたりな気もするけど、ハリウッド映画とは違った良さを感じた。
人物の描き方には、邦画ほどではないが
繊細さを感じた。
音楽も、僕の好きなジャンルではないがテンション上がる。
俳優さんは全く知らん方やったけど
めちゃくちゃ魅力的やった。
ティルの抑圧から開放された姿は
葉茶目茶で笑えるし。
ナッポのイケメンぶりと、ティルに些か振り回されながらも
彼に接する姿は長年連れ添った親友の様でほっこりする。
んで、ナッポの彼女が意外といい方。
人には、誰しも普段の生活では
抑圧されたもう一人の自分がいる。
その自分の善し悪しは、非常に悩まされるもんがあるが。
人は窮地に立たされ時にこそ、抑圧されたもう一人が顔を出す。
それがモンスターかもしれないし
はたまた天使かもしれない。
何を大切に生きるかはとても重要。
作品全体で観ると、ポップさと刺激のバランスが絶妙で
辛口のビールを飲み干す様な爽快感を味わえた。
個人的にはかなりオスス❤
cast 4.5
story 4
architecture 4.5
Picture 4
acoustic 4
以下追記
ナッポ役の方"es"とかでてはるやん!?
今までお名前を存じ上げていなかった…😱