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ノンストップ・バディ 俺たちには今日もないのoden8のレビュー・感想・評価

4.2
見終わった後の爽快感が堪らない。

話がノッてくるまでのアイドリングさえ我慢すれば、その後の加速力と疾走感に心地良い風を感じる作品。

やはりバディものはこうではなくては。

"ピエロがお前を嘲笑う"もとても良かったが、この作品もドイツ産で
今までそんなにドイツ産を数多く観たことなかったが。
とても肌に合う気がする。
サッカーや仕事に対する考え方が近いと言われるように
映画もドイツ人と相性が良いのかもしれない。

ストーリーのテンポと展開も良い。
物語はありきたりな気もするけど、ハリウッド映画とは違った良さを感じた。
人物の描き方には、邦画ほどではないが
繊細さを感じた。
音楽も、僕の好きなジャンルではないがテンション上がる。
俳優さんは全く知らん方やったけど
めちゃくちゃ魅力的やった。
ティルの抑圧から開放された姿は
葉茶目茶で笑えるし。
ナッポのイケメンぶりと、ティルに些か振り回されながらも
彼に接する姿は長年連れ添った親友の様でほっこりする。
んで、ナッポの彼女が意外といい方。


人には、誰しも普段の生活では
抑圧されたもう一人の自分がいる。
その自分の善し悪しは、非常に悩まされるもんがあるが。
人は窮地に立たされ時にこそ、抑圧されたもう一人が顔を出す。
それがモンスターかもしれないし
はたまた天使かもしれない。


何を大切に生きるかはとても重要。


作品全体で観ると、ポップさと刺激のバランスが絶妙で
辛口のビールを飲み干す様な爽快感を味わえた。
個人的にはかなりオスス❤


cast 4.5
story 4
architecture 4.5
Picture 4
acoustic 4

以下追記

ナッポ役の方"es"とかでてはるやん!?
今までお名前を存じ上げていなかった…😱
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