人と人とのすれ違いをじっくり観る映画。
何かに対して誠実に生きているつもりが、全然そうなっていないことばかり。
知らないうちに相手を傷つけている。
口論を観る映画、と言ってもいいくらい口論のシ…
見切ったあとに、その尺に納得した。建て前の文化で暮らす私たち日本人から、逃げもごまかしもないまっすぐな本音でのコミュニケーションを引き出すには、これだけの時間がかかるんだ。本作はそれに成功している…
昔、日本語ペラペラのイスラエル人に
「真っ白なカーペットに赤いインクを落すようなものだ!」
と非難された事があります。
本作もそんな感じ。
仲良し30代後半の女性4人組にある事が明かされ次第に波紋…
2015年11月18日
とんでもない映画に出逢った。
5時間17分
映画としては途方も無い時間に聞こえるがそれを聞いて躊躇しているあなたは損をする。
女性4人が主人公だが、セリフのある男女全てに感…
元町映画館にて、特別先行上映。
3部作、合計5時間17分を一気に。
長さも、演技経験のない主演女優達も、全て必然。絶対通して見た方がいいと思います。
ワークショップや朗読会がほとんどノーカットだっ…
日本映画界の最重要人物、濱口竜介の新作をジャパンプレミアで鑑賞。5時間17分という規格外の本作は、映画表現の新たな可能性、特に「演じるとは何か?」に関する新たな地平が見える作品でもありました。言うま…
>>続きを読む317分にもおよぶ長編。噂通りの快作でした!劇中、ものの"重心"を感じるという怪しいワークショップや、年若い女性作家の新作恋愛小説の朗読会が、まるまる全部描写されていて、観客一同はこれらのイベントに…
>>続きを読む(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト