世界の猟奇事件〜20世紀編〜
などで、なんとなくは人民寺院事件を知ってはいたものの、こんな感じだったのか!
ってなった作品。
VICEの取材という切り口の設定が、今時な感じで斬新だった。
イーライロスが製作に携わっている割に、そこまでグロ描写はないが、それと引き換えにカルトを狂信する人々の描写は、それはそれは色んな意味で怖かった。
始めニコニコしていたのが、どんどん虚ろになり、微笑み出す頃には目がもうおかしい。
森の中で逃げ回るシーンは、対モンスター系でなく、ただの人なだけに、妙にリアリティがあって怖い。
フェイクドキュメンタリーのホラー映画としての恐怖の出し方が上手い。