話:2.5怖さ:2.5映像:2.5
音楽:2.5演技:2.5時間:3.0 計15.5/20
メインビジュアル（○）±0
実際にあったカルト教団集団自殺事件を元に作られた映画。
POV形式で進んでいくため、没入感があって、まるで自分も一緒に潜入したような気持ちで鑑賞することができる。
宗教観については、多少なりとも学んでいるため、神の考えにすがりたくなる人の心理はわからなくもない。
しかし、行き過ぎた思想や、それを他人に押し付けることはあってはならない。
また、"宗教"に注目が行きがちな本作だが、現在の日本でタイムリーな"メディア"への警鐘とも感じ取れた。
普通に生活していれば関係の無いコミュニティに首を突っ込んで、事実とは異なる報道をする事（※本作ではむしろその逆で、体を張って伝えようとしていた）がないように、メディア自体が変わる必要があるが、その情報が正しいかどうかを判断する"メディアリテラシー"を持つ事も求められる。
