インドで行方不明になる子どもは1年で8万人。信じがたい数。サルーのように今でも自分の家族を探している人達がたくさんいると思うと胸が痛む。
サルーは、愛情豊かな養父母に育てられて本当に良かった。最後に出てきた幸せいっぱいの実物写真、母同士の再会映像は涙が溢れた。
サルーを必死に支える彼女の強さにも心打たれた。母を演じるニコール・キッドマンは、本物の母なんじゃないかと思うほど。母の幸せ、苦悩を表情で語る、すごい女優さん。心温まるいい話だったが、インドの子どもの現実は辛い。
タイトルの由来。そうだったのか!と目からウロコでした。