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バリー・シール/アメリカをはめた男のtkykのレビュー・感想・評価

3.7
バリー・シールがどんな人物なのかを駆け足で描いたような作品だった。CIAと麻薬カルテルの両方に仕えた人物となれば非常に面白いストーリーになりそうだが、何がどうなっているかを深く描かずにバリー・シールの描写に終始時間が割かれるので期待していたようなスリル感は全くなかった。唯一麻薬カルテルから逃げている最中のエンジンをつける時の緊張感は義理の弟の顛末も相まって良かったと思う。あらすじだけだととても面白そうだが、期待していたほどの緊迫感はなかった。
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