このレビューはネタバレを含みます
まず、タイトルの入り方に驚いて声が出てしまった。
え?終わったの?ん?始まるの?
私にとっては非常に斬新なタイトルのタイミングで、軽く混乱、、、も、つかの間そこからは、もう最初の何分間かが懐かしくなるような、物語りの展開。グロい。でもリアルな感じで殺しの部分がちゃんと描かれていて、そういう耐性があるので、うわぁと息をするのも忘れて観ていた。
えげつない、ハンパないです。
森田剛のあの役、よくジャニーズがOKしたな、と思った。
きっとこんな人実際いるんだよな…。恐ろしい。オートロックのないアパートに住みたくなくなるよね。森田剛の演技もあいまって森田役ってのがなんかもう、実在するかのようだよね。
最後、犬を避けたこと、回想シーンが切なくさせる。ただグロいだけではなかったことにこの映画を観たあとの感想が大きく変わったと思う。切ないね。あんな殺人鬼だけど、心優しい人だったんだよね。
森田剛の演技はもちろん素晴らしかったけれど、
濱田岳のフツーーーな青年を演じることの上手さ、
ゆかちゃんのちょうど良いビッチ感といい、いろいろ絶妙でした。
ん?ちょっと浮いてる?かなと思ったムロさんのキャラは、エンドロールで原作者を知って何となく納得しました。
期待通り面白かった!