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対話の可能性のspoonのネタバレレビュー・内容・結末

対話の可能性(1982年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

愛から憎悪へ変容していく様が見事に表現されている3部作

一部
お互いを咀嚼して噛み砕いて吐き出して、相手を食べてまた咀嚼して吐き出してと、徐々に細かくなり人物像もはっきりしていく過程が、相手を理解するとはどういう事かを伝えている気がする

二部
あんなに愛し合ってたのに些細なことから憎悪へと変容してしまうのがリアル。
小さな物体は2人の愛の結晶、小さな受精卵では?
クレイの良さを存分に活かし切ったストップモーションで演出も素晴らしい

三部
お互い分かり合おうと努力したり折り合えば素敵なのに、諦めてしまったら終わりよね。
最初は阿吽の呼吸だったのに、狂ってしまい憎しみへ。おじさんのクレイ造形も素敵。
ホワイトカラーの歯磨き粉がなんだかクリームチーズみたいで美味しそう

umimiさん、タイトル&動画教えて下さりありがとうございました♪

6分25秒のショートムービー
YouTube↓
https://youtu.be/L-gGpWpra-g?si=qWSVMfpnfbH5Yqd2
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