このレビューはネタバレを含みます
1996年に初演された戯曲の映画化。
ヴィアジェという制度はかなり興味深い。パリの貴重な文化財が数多く建っている伝統的な保存地区だからこそ成り立つようなシステム。作品内でも話題にされていたが、ギネ…
「不倫の末に家庭崩壊」という重いテーマと、「パリの高級住宅地」というオシャレで軽やかな雰囲気が何故か共存している、技あり映画。片っぽだけだと重くなりすぎ、軽くなりすぎるからねえ。勝手なイメージとして…
>>続きを読む住宅ローンの代わりに売主に毎月年金を払う「ヴィアジェ」と言うのがパリに実際にあるなんて知らなかったからこの映画観て初めて知って驚いた😳✨
年を取っても生きてたらお金💰が毎月支払われるなんていいね!!…
奇妙な、素晴らしい人生ドラマ。
相続を受けたパリのアパートメントが独特の不動産売買システム(ヴィアジェ)で成り立っていて、オーナーである老婦人と相続人であるアメリカ人との出合いが深みのあるドラマを生…
「自尊心は生まれながらにみなもちあわせているものじゃない。育てるものなんだ」マティアスのくるしみが痛いほどわかる。そう。わかってる。だれかのせいにしたいだけだってことも。
「でもどうすればよかったの…
中年になってやっと解放される。そういうことってあると思う。
主人公は57歳、演じるケヴィン・クラインも59歳。
相手役クロエの年齢は明かされないが、同時期に生まれたらしいから、
同じく50歳代後半か…
ヴィアジュという、居住者の生活を、所有者と相続人が経済的に終身保証する不動産契約、興味深い。
地震の心配がなくて、長い間住み続けられる住宅と広い庭、スクラップ アンド ビルドの日本と比べるとちょっ…
【”ヴィアジェ”で購入したアパートを相続した57歳の金欠男マティアス】
”ヴィアジェ”とは、高齢者が不動産を売却し、費用を一時金と終身定期金で受け取る制度で、居住中であれば亡くなるまで住みつづけら…
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