capetvalois

海難1890のcapetvaloisのネタバレレビュー・内容・結末

海難1890(2015年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

日本に近代憲法が登場したのは1889年だが、同じく欧米の圧力にさらされる中で近代化を試みていたトルコから、祝言の使節がはるばるやってくる。帰路、和歌山沖で暴風雨にあって船は大破し外交使節は海に放り出される。これを日本人たちが救ったのがエルトゥールル号事件と呼ばれるもので、以来日本とトルコは友好国、とは良く聞く話だ。
有名な話を映画にするむずかしさがあるんじゃないかと思ったが、とても良かった。知ってるのと感じるのは違う。それにイラン=イラク戦争との関係性は知らなかった。どこまで史実かは存じ上げないが、基づいてはいあるのだろう。良い映画だと私は感じた。
capetvalois

capetvalois