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ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口

『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』に投稿された感想・評価

ヴァチカン美術館には行った事がある。 日本語解説付きの冊子を買って、しばらくの間は帰国してからも眺める毎日だった。 冊子の写真が古いのか印刷が古いのか、綺麗な冊子では無かった。 オフィシャルな冊子だったんだけど。
今回3Dで観て、肉眼で見た時よりハッキリくっきり細部まで見る事が出来て、また、かなり近くからの映像であり、その点はありがたく思う。
が、イメージ映像がうるさく感じてしまった。 花だったり、炎だったり、俳優も。 あれ要るかなぁ。 あれが台無しにしてると思うのだけど。
解説も美術展の時のイヤホンガイドのようなのだと もっとじっくり鑑賞出来て、気持ち良く浸れたのになぁと。 残念です。
私がヴァチカンに行ったのはもう20年以上前だけど、当時の感動は今でも忘れられない。

そんなヴァチカン美術館の映画だから大変期待していたけど・・・・。

何と言うか、ナレーション(吹替)が耳に障って仕方がなかった。
自慢にしか聞こえてこない。
自慢は自慢で結構なんだけど、もう少し絵を見せたり、当時の時代背景や画家の心情をもう少し細かく説明して見せるようにすればよかったのに。

当たり障りのない事ばかりで新たな知識が付く訳ではなく非常に残念だった。

よっぽど日本のTV局がドキュメンタリーを作った方がクオリティが高いのかもしれない。


映画はイマイチだけど、ヴァチカン美術館は本当に素晴らしい所で、ミケランジェロの彫刻のピエタを賛美歌の聞こえる環境で見たら感動するし、ラファエロやミケランジェロの天井画は首が痛くなるけどいつまででも見続けていたくなる。
残念ながら私が行った時は最後の審判は修復中だったけど。

満足するどころか欲求不足でまたヴァチカンに行きたくなりました。。
特に芸術に詳しいわけでもないのですが、やはり世界の美術館への憧れは人並みにあって、しかも4Kの精密な美麗映像で観れるとあって、映画館に足を運んできました。

ヴァチカン美術館は、歴代の教皇達が500年ほどかけて収集してきた彫刻や絵画のコレクションが収められている美術館群で、今作ではそこの作品の中から名作の数々を観れるドキュメンタリーです。

ラオコーン群像やらなんやら筋肉が素晴らしい殿方の彫刻に始まり、そこは3Dの迫力ある映像で細部まで迫り、なかなかの見応えがあります。
あと、いろんな芸術家が手がけたピエタも登場。
ピエタというとキム・ギドクの「嘆きのピエタ」しか知らないバチ当たりもんなので、「あー、これがピエタね、ふんふん、なるほどすごいわね」と頷きながら見ました。

でも、正直なところ彫刻の良さが良くわからないので、少々船を漕ぎかけるくらいの感じになりましたが、そこへラファエロとミケランジェロのライバル対決?が始まり、システィーナ礼拝堂の天井画は、さすがに「フレスコ画」というとスペインのおばあちゃんが描いたモンキーちっくなキリスト像をまず思ってしまうバチ当たりもんのあたくしでも、息を呑むほどの美しさと圧倒的なスケールに感動しました。

教会の壁と天井を覆い尽くす超大作を1人で描いたのだから、ミケランジェロの超人ぶりは想像を絶します。
旧約聖書の物語を壮大に描いているのですが、なにせ筋肉がすごい!
もうこれは筋肉祭りと言って差し支えない、裸の老若男女が何かしら右往左往している、人間の肉体と精神に迫る勢いで描かれてるように感じたんですよね、聖書とか全くわからんのですけど。

悪魔に取り憑かれたのか、右の目と左の目がアッチコッチあらぬ方向を向いてヤバイ感じになってしまった少年の上腕二頭筋とかあり得ないくらい立派で少年離れしているのです。

そして、ミケランジェロとは年は違えど同じ時代に生きたもう一人の美の巨人 ラファエロが描いたヴァチカン宮殿の大壁画も圧巻。
こちらも、ミケランジェロに負けず劣らずの筋肉祭りが催され、まあすごかったです。

しかし、これは3Dでなくても良かった気はします。
彫刻は確かに3Dの良さが活かされていたように思ったのですが、絵画となると、3Dアートのように作品自体に奥行きがある映像になるので、まがい物を見てる気持ちになりました。

あと、なかなかの頻度で砂だらけの手や炎、ミケランジェロ役?みたいな俳優のイメージショットが挟まれるのは、あれはいただけない。
まるでNHKでやってる教養番組みたいな感じになってしまってて、そんなのなしにただただ作品の紹介と解説をしてくれてたらそれで良かったのに、なんて思ってしまいました。

「パリ・ルーブル美術館の秘密」というドキュメンタリーは、ルーブル美術館の裏側に密着したかなりマニアックなドキュメンタリーで面白かったですが、今作はヴァチカン美術館の名作をじっくり鑑賞できましたが、もう少し美術館の全体像もわかれば良かったかもです。

【15-11】
2015.3.21 シネ・リーブル梅田

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