にゃおん

イロイロ ぬくもりの記憶のにゃおんのネタバレレビュー・内容・結末

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

1997年のシンガポール🇸🇬
共働きで多忙な両親を持つ一人っ子のジャールーはワガママで、小学校でも問題児。
手を焼いた母親はフィリピン人のメイド、テレサを雇う事に。
突然の部外者になかなか心を開かないジャールーだったが、国に置いて来た息子の為に必死で働くテレサにいつしか自分の抱える孤独と同じものを感じて心を開いてゆく。

ジャールーがとにかくクソガキ過ぎる!😂
見どころは、この反抗的なクソガキがテレサに対して変わってゆく所かな☺️
母親が嫉妬する程だもの🤭
だけど、不況の波がシンガポールにも押し寄せて来てテレサは解雇される事に。

父親と母親のパワーバランスとか、国が違っても同じなんだなぁと、見ていて面白い。
最初は嫌な感じしかしなかった母親にも最後は泣かされた。

一家の悲喜こもごもの人間模様を繊細かつ瑞々しく綴った感動ドラマ✨
カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞作。
監督はこれが長編デビューの新星、アンソニー・チェン🤩
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