もめん豆腐

影の車のもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

影の車(1970年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

思ったより情念を感じなかったかな。『鬼畜』のような展開を予想してたから少々ガッカリ。それでも役者陣が豪華で、観た甲斐があろうというもの。何より、あてくしが子供の頃から既に『大岡越前』の越前様であり、正義の味方だった加藤剛様が松本清張作品に出てるとな!と大きめの驚きをもって拝見。こんなに顔と声が美しい30代上司がいたら20代女性部下は道にゴロゴロと腰砕けになるわ。なんて美しいお顔立ち。気品も溢れて、現代にはいないタイプの役者。さらに刃のような切れ味抜群の美しさの岩下志麻様と、お懐かしい小川眞由美さん。夫があんなに帰宅が遅かったり頻繁に出かけてるっていうのに不審に思わないおポンチな感じがピッタリで、配役の妙だった。
ところで、子供に殺意がないかって?あてくしはあると思う。実行するか否かの差で「コイツ死ねばいいのに」と思うだけなら幼稚園・保育園の年齢でもあるんじゃないかな。この子のようにガスで、となると知能の高さもあるだろうけど、高いところから押すとかだったら、アリだろうな。
関係ないけど、パンナムの旗を発見!うわ〜、懐かしい。昭和っすよ、昭和。
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