ま

チャッピーのまのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
3.5
あんまり期待しないで見たらとても面白かった。
「第9地区」「グランツーリスモ」等個性的な作品を作るニール・ブロムカンプ監督のSFロボットアクション映画。

ロボット警察が活躍する世の中。そのうちの一体がギャングに盗まれ犯罪の道具に使われようとしていた!

奇抜なギャング3人(ニンジャ、アメリカ、ママ)が純粋なロボットに悪知恵を与えギャングとしての術を教えていくのだがこの光景がコミカル。
ロボットは「チャッピー」と名付けられなんだかんだギャングに懐いていく。

チャッピーの開発者、チャッピーに内蔵されている高性能なカードキーを手に入れようとする悪役、ギャングが絡み、笑いあり友情ありバトルありの話。

悪役にはヒュー・ジャックマン、その上司にシガニー・ウィーバー、ロボット開発者に「スラムドックミリオネア」のデーヴ・パテール等役者も個性的。

人間の心、ロボットとしての自分、正義・悪、様々な感情で揺れ動くロボットがロボットだけど人間臭くて良かった。

後半はロボコップばりのアクションを見せ終盤の展開も意外性があってエンタメとしてもクオリティーが高かった。

ギャングが頭悪そうなんだけど実は結構良い奴らなところも好き。シリアスなシーンなのにニンジャのズボンに「テンション」てカタカナ書いてあったところ笑えた。
ま