ま

太陽を盗んだ男のまのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
3.4
沢田研二主演の昭和犯罪映画(1979年作)。

マシンガンを持ったテロリストが天皇陛下に会わせろと皇居へ行くとか、
主人公が原爆を作る材料を手に入れるとか、「こういう喋り方をするんだよオカマの連中は」「原爆兄ちゃん」のセリフ等今の時代じゃ(当時も?)完全にアウトなネタが盛りだくさんのブッとんだ内容。

教師の主人公(沢田研二)が原爆を作りたくなってプルトニウムを盗む。
本当に爆弾を作って刑事(菅原文太)に挑戦状を叩きつけたり世間を騒がせたりする話。

沢田研二がなかなか飛んじゃってる役を演じる。対する菅原文太は堅物の刑事(ヤクザにしか見えない)。この二人の攻防が見どころ。
西田敏行がめっちゃ痩せてて一瞬誰だか分からなかった…

しかしまぁ先生が原爆の作り方とか授業でやったら当時でもアウトっしょ。これが許されてたのがある意味凄いと思いました。

終盤はド派手なカーアクションや爆破もあり。当時の時代、全盛期の沢田研二など勢いが感じられて良かった。
ま