さくらえび

サベージ・キラーのさくらえびのネタバレレビュー・内容・結末

サベージ・キラー(2013年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

愛するに会うためにアメリカの荒野を一人ドライブする聾唖の少女が、現代においてもアパッチ族を敵視して迫害してる若者たちに遭遇し凌辱される。
そんな彼女にアパッチ族首長マンガス・コロラダスの亡霊が乗り移り凄惨な復讐劇が幕を開ける!
ホラー映画みたいなパッケージだけど、どちらかと言えばバイオレンス・アクション。

良くあるリベンジ物のプロットに、アパッチ族の亡霊が乗り移るって言うオカルト展開。これが中々面白い。
まず、アクションシーンが良い。アパッチ族らしく(?)、弓や石斧で戦うのが目新しい。これぞ、温故知新!
グロ描写がしっかりしているのも好印象。中途半端な見せない演出などなく痛々しいシーンをしっかり痛々しく見せてるから全体に緊張感がある。

アパッチと聾唖の少女と言う奇妙な取り合わせ、共通点はどちらも社会的弱者で迫害を受けていたことかな。そんな彼らの怒りが聞こえるぜ。
マンガス・コロラダス!!!名前が強そう!!