'22 夏のホラー/ミステリー祭⑥
【ロスト・アイズ】のギリェム・モラレス監督29歳の
デヴュー作で、日本未公開【サスペンス・ホラー】。
モニカ・ロペスが、シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀
女優賞受賞。
恋人ベラ(モニカ・ロペス)に出て行かれ、広大な屋敷に独り
残された建築家、フェリックス(アンドーニ・グラシア)。
ある夜、電話を借りに来た男は、侵入者か⁈不可解な出来事
が続き……。
一言で言って、既視感含む、【スパニッシュ・スリラー
総決算】的
内容で、ある程度の オリジナリティ は認める。
冒頭一番が実は、◯◯になっている。
ある男が、電話を借りに来て、その後に見失う。
何処に行った
のか⁈
警察を呼んで捜査してもらうという展開は、抜かり無い。
が、この手のプロットは、不条理、無理を承知で製作せねば
なるまい。
早々にカラクリの 察し がつく為、ミスドも肩透かし、109分
は長いなぁと〜〜
と⁈
↓
このままダラダラ見せられていたら、スコア2.5に決まり‼︎
だっただろうが、、中々の脚本と評価。
侵入者を◯◯する事に成功したフェリックス。
↓
半ばから後半に新展開を用意。
侵入者は、マルティンだと判明するが、、
フェリックスは、お馬鹿⁈という展開だが、この後半戦の方
が、明らかに ドキハラ 出来る。
キャスティングの妙で、フェリックスがクラウディアに◯◯る
のも説得力がある。
お馬鹿なフェリックスだから、こんなクライマックスになり
、、
ラストオチは、これしか無いだろう。
男と女の関係は、リアルに描かれている。
カメラワークや、演出は良いが、
全体的にライティングが乏しく、暗部は良く見えない。