三四郎

アンナ・カレニナの三四郎のレビュー・感想・評価

アンナ・カレニナ(1935年製作の映画)
3.1
ガルボは庶民の役より高貴な役の方が似合うのだけど、しかし色気がない。神秘的なのは間違いない。でも色気がない。色気がないというよりも人間味がないのか、だから神秘的という表現がしっくりくるのかしら。
そして前々から思っていたがガルボを観ているとだんだんと幼馴染に見えてくる!笑 幼馴染に似ているから色気を感じないのかもしれない!美人であるのは間違いない。男友達も多い。しかし男に興味がない。これも二人の共通点。

この映画はグレタ・ガルボよりもヴロンスキー伯爵役のフレドリック・マーチが映える!かっこよすぎるね。驚きなのは、あの長い長い名作を95分にまとめあげたこと笑 展開が早いけど、現代の映画のように冗長になるよりはマシ。

ロシア文学で誰が好きかと問われれば、間違いなくトルストイ!
大学時代、『アンナ・カレーニナ』と『戦争と平和』を読んで、ロシア文学って偉大だなぁと感動した。おもしろくて仕方がなかった。それでドストエフスキーも手にとったが、こちらは挫折笑
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