kazマックスグローバーレッド

ヴィクトル・ユゴー 笑う男のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

3.5
幼い頃に誘拐団に口の両先をナイフで裂かれ、いつも笑ったような表情のグウィンプレン。芸人一座の彼は一緒に育った妹のような盲目の少女デアとの恋愛劇『笑う男』演じるが、そこに貴族が現れて…

『レ・ミゼラブル』のヴィクトルユゴー1869年の小説で1928年にはサイレントで映画化されて、あのジョーカーがインスピレーションを受けたキャラクターがグウィンプレン。

白塗り口裂け道化師の恋と貧富の差を描く内容はホアキン版『ジョーカー』より150年も前に小説になってました。

同じフランスの『ロストチルドレン』はサーカス団と誘拐団でインスピレーション受けてるし、盲目の少女『デア』は綴りこそ違うけどマーベルの盲目ヒーローにも、何ちゃらデビルっていましたね。