しらすごはん

幸せをつかむ歌のしらすごはんのレビュー・感想・評価

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)
3.5

冒頭、名曲American girlからスタート。

メリル・ストリープ、歌うまっ!

えっ、隣にいるイケオジ、

リック・スプリングフィールド本人なの?

演技うま〜い。

『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督、こんな音楽映画も撮るんですね。

という驚きのつかみから始まる映画です。


ロックシンガーとなる夢を追って家族を捨てたリッキー(メリル・ストリープ)は、場末のライブハウスで演奏する日々を送っていた。

ある日、別れた夫から「娘が夫に捨てられ不安定になっている、支えてほしい」と連絡が入る。

20年ぶりに家族のもとに戻ったリッキーだが、子どもたちとはギクシャクする。

元夫の再婚相手とも、ケンカ別れしてしまう。

クライマックスは、息子の結婚式。

お情けで招待された彼女は、家族席には座られてもらえない。

子ども達には何も与えられない彼女だが、スピーチ代わりに、リッキー&ザ・フラッシュのメンバーとともに人生を賭けたロックナンバーを魂こめて歌う。

彼女の歌で、わだかまりも葛藤も、つかの間、音楽がすっとばしてくれる、という映画でした。
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