冒頭エンケンがステーキを食べるシーンで「ほら、エンケンは金持ち設定だからね」という陳腐な示唆が止まらないので、なんだこれって感じだったんだけど観ているうちに松井玲奈のやさぐれ感が好きになってくる。ああ、そんな嫌いじゃないよ、この映画。
って思ったのに最後の展開でどっちらけ。なんだ、このベタな「事件」は。いや話まとまらないから事件起こしただけでしょって感じでもうそこからはいらいらが止まらないんですよ。
というわけで話まとまらないとどうするか。
①誰か死ぬ
②犯罪が起きる
③事故が起きる
④唐突にニューキャラが出る
⑤陰謀論
⑥終末論
⑦とりあえずアクション
⑧とりあえずホラー
⑨とりあえずセックス
⑩いいやまとまらなくって。
この作品がどれなのかは言わないけどこんなの投げっぱなしジャーマンじゃない。もうそこに憤り歯ぎしりギリギリですよ。ああ歯茎から血がでちゃたよ。
松井・エンケンと好きな二人が出ているから余計不満でロードムービーも好きなのに~と文句たらたら。あのねわかりやすくしたいのは勝手だけどいい加減客に媚びるのはやめなさいよ。
ただ松井が乱暴な言葉使いをするのは少し好き。そんな言葉で言われたい←バカ。