ジャンリュック

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのジャンリュックのレビュー・感想・評価

5.0
観てるだけでシアワセになれる映画
観終えた後もしばらく幸せが持続する。

美味しそうな料理が食欲をそそり
ラテンのリズムで心も弾む ♪♬🎶
ロードムービーで
友情物語でもあって
親子の物語でもある。

特に後半のマイアミからLAへの旅は、これが全部入ってて本当に楽しい。

「マスターピース!」「絶品!」「エンピンガーオ!」「これビール?」「セルベッサ🍺!」
そんな会話の1つ1つも楽しい。

中でも好きなシーン‥
道中フードトラック転がしながら、オッサン2人が♪Sexual Healing を歌うところ。10歳の息子くんには刺激の強すぎる歌詞を大声で。楽しい旅を象徴するようなシーン。

そしてまた、そんなシーンの合間に、親子の物語をちょいちょい挟み込んできて、涙腺を刺激してくる。ズルいわ、これ。

「シェフナイフ買ってやる」
「きちんと研いで失くさない、できるか?」
危ないものを預けるのは一人前に思ってる証拠なんだよね🥺ウルッ

「あの料理お客に出すか」
「いいえ、シェフ」
「さすが俺の息子だ」🥺🥺ウルッウルッ


ありとあらゆる要素を詰め込んで、観る人をシアワセにする映画!
観る人にとって唯一の不幸は、あのキューバンサンドを、散々見せられて食べられないこと‥。